この記事でわかること

  • インシデントとアクシデントの定義の要点と実務対応
  • 報告の仕組みの要点と実務対応
  • 行政への報告基準の要点と実務対応
  • D to P with Nで事故リスクを低減の要点と実務対応

インシデントとアクシデントの定義

インシデントとアクシデントの定義について、実務で押さえるべきポイントを解説します。

区分定義
インシデント(ヒヤリハット)患者に実害が及ばなかった事象与薬間違いに気づいて未投与、転倒しそうになったが支えた
アクシデント(事故)患者に実害が及んだ事象誤薬投与、訪問中の転倒による骨折

報告の仕組み

報告の仕組みについて、実務で押さえるべきポイントを解説します。

報告フロー

[発見者] → 即時報告 → [管理者]
    ↓                    ↓
[インシデント報告書作成]  [重大な場合:主治医・家族・行政に連絡]

[月次の事例検討会で分析・再発防止策策定]

報告書に含めるべき項目

  1. 発生日時、場所
  2. 当事者(看護師名、利用者名)
  3. 事象の内容(何が起きたか)
  4. 発生の経緯(なぜ起きたか)
  5. 利用者への影響の有無・程度
  6. 実施した対応
  7. 再発防止策

行政への報告基準

行政への報告基準について、実務で押さえるべきポイントを解説します。

報告が必要なケース報告先
利用者の死亡または重大な傷害指定権者(都道府県・市町村)
虐待が疑われる事象市町村+地域包括支援センター
個人情報の重大な漏洩個人情報保護委員会+利用者

D to P with Nで事故リスクを低減

D to P with Nで事故リスクを低減について、実務で押さえるべきポイントを解説します。

  • 判断に迷う場面で医師にオンライン相談→誤判断のリスクを低減
  • 処置の実施方法を医師がリアルタイムで指導→手技ミスの予防
  • 利用者の急変時に医師と連携→適切な対応の担保

まとめ

「報告しやすい文化」を作ることがインシデント管理の第一歩。D to P with Nで医師の判断を共有することは、事故予防の最も効果的な手段の一つです。