この記事でわかること
- 褥瘡ケアで算定できる加算の要点と実務対応
- DESIGN-R2020によるアセスメントの要点と実務対応
- D to P with Nの活用の要点と実務対応
褥瘡ケアで算定できる加算
褥瘡ケアで算定できる加算について、実務で押さえるべきポイントを解説します。
| 加算 | 金額 | 条件 |
|---|---|---|
| 特別管理加算II | 2,500円/月 | 真皮を越える褥瘡(DESIGN-R2020 d2以上) |
| 長時間訪問看護加算 | 5,200円/回 | 90分超の処置が必要な場合 |
| 複数名訪問看護加算 | 4,500円/日 | 体位変換等で2名必要な場合 |
DESIGN-R2020によるアセスメント
DESIGN-R2020によるアセスメントについて、実務で押さえるべきポイントを解説します。
| 深度 | 状態 | 特別管理加算II |
|---|---|---|
| d0 | 皮膚損傷なし(発赤のみ) | × |
| d1 | 真皮まで(水疱、びらん) | × |
| d2 | 真皮を越える損傷 | ○ |
| D3 | 皮下組織までの損傷 | ○ |
| D4 | 筋肉・腱までの損傷 | ○ |
| D5 | 骨・関節に至る損傷 | ○ |
| DU | 深さ判定不能(壊死組織で覆われている) | ○ |
d2以上であれば特別管理加算IIの対象。判定はDESIGN-R2020の深さ(Depth)項目で行い、記録に残す。
D to P with Nの活用
褥瘡ケアはD to P with Nと極めて相性が良い領域です。
| 活用シーン | 効果 |
|---|---|
| 創部の評価 | カメラで皮膚科医にリアルタイムで映像共有→正確な評価 |
| 処置方法の指示 | 「デブリードマンの範囲」「外用薬の変更」を医師が即座に指示 |
| 経過モニタリング | 月1回のD to P with Nで治療効果を医師が評価 |
まとめ
褥瘡ケアは「発見→評価→処置→モニタリング」のサイクルが重要です。DESIGN-R2020でd2以上の記録を確実に残し、特別管理加算IIの取りこぼしをゼロに。D to P with Nで皮膚科医と連携すれば、ケアの質と算定の両方が向上します。
